体臭の原因となる病気 | 糖尿病、肝臓・腎臓障害等による臭いの特徴

体臭の原因となる病気 | 糖尿病、肝臓・腎臓障害等による臭いの特徴

体臭の原因となる病気 | 糖尿病、肝臓・腎臓障害等による臭いの特徴

体臭は誰にでもあるものですが、中には病気が原因となっているケースもあります。「清潔にしているのに臭い」「いつもと違う変な臭いがする」といった場合には、体の不調を疑ってみましょう。

今回は、体臭の原因となる病気と臭いの特徴についてまとめます。

体臭は病気のサイン!?

自分の体臭が強いと感じる場合、多くの人が真っ先にとる対策といえば「体を綺麗に洗うこと」です。しかし、いくら清潔にしていても、病気や内臓の機能低下等が原因となっている場合には、体の内側から臭い成分が汗や呼気として排出されるため、臭いを防ぐことはできません。

こうした体臭の原因となる代表的な病気としては、糖尿病、肝臓の機能低下、腎臓障害、便秘、魚臭症などがあげられます。

体臭の原因となる糖尿病、肝臓・腎臓障害等の病気

糖尿病

甘酸っぱい、腐ったリンゴのような臭いがする場合には、糖尿病の疑いがあります。臭いの原因は、糖が不足した時に脂肪が分解されて発生する「ケトン体」です。

ケトン体は、糖尿病や過度なダイエットを行っている時などに発生しやすく、「ケトン臭」や「ダイエット臭」とも呼ばれます。こうした臭いは体からだけでなく、口臭や尿の臭いとしても現れます。

肝臓の機能低下

肝臓の機能が低下すると、体内の臭い物質が十分に分解されず、カビやドブのような臭いがするといわれています。

肝機能が低下する原因はさまざまですが、早食いや飲酒・喫煙、ストレスや睡眠不足等は代表的な例です。心当たりがある場合には普段の生活習慣を見直し、改善に取り組んでいくことが大切です。

肝臓の機能低下が原因の体臭の原因

腎臓障害

腎臓の機能が低下すると、体からアンモニア臭が出ることがあります。

腎臓は、血液中の毒素や老廃物をろ過して体外へ排出する働きを持っています。しかし、腎臓の機能が低下するとそれらが十分に排出されず、体の中に溜まっていってしまいます。そして、血液中の毒素や老廃物が汗に混じって汗腺から出ることで、強い体臭を発生させる原因となるのです。

腎臓の異常は尿に現れやすいため、尿の泡立ち、血尿、頻尿などの症状が続く場合には、早めに医師に相談するようにしましょう。

便秘・腸内環境の悪化

便秘などによって腸内で異常発酵が進行すると、腐敗臭を放つガスが発生します。

これらが腸壁から体内へ吸収され、汗や呼気に混じって排出されることで体臭・口臭の原因となります。

便秘や腸内環境が原因の体臭

魚臭症(トリメチルアミン尿症)

珍しいケースですが、代謝異常の病気の一つ「魚臭症」が体臭の原因となっている場合もあります。

魚臭症は、名前の通り魚が腐ったような臭いがする病気です。先天性あるいは肝機能の低下等の原因によって、臭いの元となるトリメチルアミンという物質を分解する酵素が十分に働かないことで起こります。

早めに医師に相談を

今回は、糖尿病、肝臓・腎臓障害、便秘、魚臭病など、体臭の原因となる病気についてご紹介しました。

普段から体を清潔にしているにも関わらず強い体臭が発生する場合には、これらの病気が原因となっていることがあります。体に異常を感じる場合には、症状が悪化する前に早めに医師に相談するようにしましょう。