私の衣類と一緒に洗濯されるのを嫌がる娘 | 50代からの加齢臭対策

私の衣類と一緒に洗濯されるのを嫌がる娘… | 50代からの加齢臭対策

私の衣類と一緒に洗濯されるのを嫌がる娘… | 50代からの加齢臭対策

S.Tさん(男性)、50代、会社員

自分が加齢臭を出しているとは思いませんでした

私が自分の加齢臭のことを意識したのは今から5~6年ほど前、50代になってからのことでした。それまで、私はあまり自分の臭い(加齢臭)に対して、深く意識したことはありませんでした。会社での所属部署は男性中心なこともあり、営業でもありませんので、そのような点も意識の低下につながったのかもしれません。

私は、50代になり若干太り気味でしたが、汗はほとんどかかないタイプです。まだ髪も周りと比べればありますし、同僚と比べれば身だしなみには気を使っていた方です。妻に加齢臭を指摘されたこともありませんでしたので、体臭に対しても「まあ、大丈夫だろう」と考えていたのでした。

妻から聞かされた衝撃の事実

その年の秋のことです。妻が夏の終わりぐらいから体調が優れず、検査の結果、急きょ入院することになってしまいました。胃に関する病気でした。今まで妻は大きな病気をしたことがありませんでしたので、不安ではありましたが、手術後1か月ほどで退院できることが分かりました。そこで、その間は私と娘で協力して家事を分担することに。

娘は高校卒業後、自宅から通える近い大学に通っていたため家事を率先してやってくれました。私も仕事はありましたが、できるだけ雑用をこなしました。妻の病気は複雑でしたが、家族がまとまった感じがありました。

しかし、ある休みの日に面会に行くと、妻から衝撃的なことを言われるのです。「あなた、自分の衣類は自分で洗濯してください」といきなり妻からお願いされました。私は、瞬時に頭のなかで分かりかけた気がしましたが、「えっ、どうして!?」と聞き返してしまいました。

すると、妻は「○○(娘)が服を一緒に洗濯するのが嫌なんですって。まあ年頃みたいなものよ」と言うのです。その際に、臭いについてを尋ねてみると、妻はちょっと笑いながら「仕方ないわよ。もう50代なんだから」と答えました。この時、初めて妻から加齢臭のことを指摘されたのです。私はこの日、娘からは間接的に、妻からは直接と、二重の指摘を受けることになりました。

自分の衣類を洗濯。こんな臭いがするなんて…

正直、私はとてもショックでした。臭いはもちろんのことですが、娘とは仲が悪いわけはありませんでしたので、直接伝えてくれないことも辛かったです。それほどまで嫌だったのかなとも思いました。

とりあえず、私は自分で洗濯しようと決めました。娘に何て言おうか迷いましたが「今日からは自分のものは自分で洗う。負担かけてすまん」と無難に伝えました。

そして、次の日の朝にさっそく洗濯しようとすると、衣類は一晩置いてすごい臭いになっていたのです。自分自身の体臭は気づきにくいというのを聞きますが、これには嫌でも気づきました。靴下は湿ったままで触りたくないですし、シャツの襟足から背中にかけて腐った油のような臭いがしました。夜に脱いだ時は、そこまで気づきませんでしたのでびっくりしました。自分で洗濯することも久しくなかったですので。

私は、毎日お風呂に入って髪も洗い、身体もしっかりと洗っていました。汗もハンカチで小まめに拭き、時々ですが消臭剤を衣類にかけていました。身だしなみに気をつけていたのですが、結果がこの臭い(加齢臭)です。これは対策をとらなければいけないと強く感じました。

加齢臭対策を開始。そして妻への大きな感謝

衣類やせっけん、シャンプーなどの身の回りの物は、私自身で買うこともありましたが、ほとんど妻に任せていました。そのため、これを機会に値段がかかっても自分で見直し、選びなおすことにしました。

シャツや下着、靴下などの衣類は、抗菌・防臭機能に力を入れているものにして、皮靴も店員さんに聞き、デザインよりも通気性の良いものに変えました。シャンプーや石鹸などはドラックストアに行き、隅々までチェックしました。化粧水や洗顔石鹸も久しぶりに購入して、ワキ対策の制汗剤を初めて使用することにしました。ただ、化粧水などは、若い人向けの商品が多くて、自分には何が良いかよく分からなかったです。

妻が退院すると、私の衣類が変わったことなどにびっくりし、思わず聞いてきました。「もう50代だし、臭いに気をつけないと」と答えると、妻は「あまり気にしすぎてもいけませんよ。私もごめんなさいね」と言ってくれました。妻のその言葉に、私は救われた気がしました。加齢臭の悩みを理解してくれたことを嬉しく思い、パートとして働きつつ忙しいなかで、今まで文句をいわず洗濯してもらったことに感謝の気持ちがわいてきました。

それからは、自分の体臭を変に気にしすぎないようにしましたが、加齢臭対策の意識はとても高まり、今では大人向けの化粧水やシャンプーなどにはまっています。そして、妻から「○○(娘)が、お父さんすごくきれい好きだねと言っていましたよ」と聞きました。また間接的ではあるのですが、これが娘の優しさなのかなと私は感じています。